image_01image_02 快晴の天気に恵まれて渡里市民センター主催の企画「地元散歩」の日がやってきました。定刻の9時30分に渡里市民センターを出発し、国道123号線の緩い坂道を下って旧道部分へと向かいました。ここからは「渡里湧水群」を紹介する私が案内役となり、総勢30名の参加者へ会の発足から現在までの動向をお話ししながらの散歩となり、約800メートルの行程をゆっくりと進みながら湧水箇所の解説を行いました。住宅地から至近距離にありながらも、豊かな自然を目の当たりにして皆さん驚かれていたようですが、近い将来には参加された方々の散歩コースになるかも知れません。「渡里湧水群」を抜けて今度は高台へと登り、「台渡里官衙遺跡」に関連する遺跡の発掘現場へと向かいました。水戸市歴史文化財課職員の担当者から歴史的価値が大きい遺跡であることの解説がされ、巨大なプロジェクトがゆえの調査期間が長く続いている現状の説明がありました。参加者からの質問にも応じてくれたことで、国家レベルでの埋蔵文化というものへの対応も聞くことが出来ました。約2時間と少しの「地元散歩」でしたが、複数の参加者が万歩計を携帯されていましたのでお伺いすると、平均で8,500歩数を歩いたようでしたから皆さん良い運動となったようです。

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